いつもありがとうございますSNS担当Tです。
今日も京都の北、上賀茂神社の傍にある中村美裝株式会社でトラックマウントっていう業界の人にしかわからない武器を手に毎日、お客様の笑顔に出会う旅の真っ只中です。
最近、車の背中にステッカー貼ったので街で見かけたら声掛けて頂けたらと思います。
捕まえて食べたりはしませんのでご安心ください(笑)
今夜はカーペットってどうやって汚れるんだっけ?って話です。
掃除機は頑張ってあててるけどこうも広いとなぁなんて日常清掃の方がよく言うセリフですが
まず前提として
オフィス、家庭、商業施設カーペットの使われている場所は様々ですし
二足性、土足性など使われ方も様々でしょうから一概には言えませんし全てには
当てはまりませんのでご理解ください。
その上でまずは汚れのタイプについて
ドライソイル
全体の74から79%が約8割がこのタイプと言われて簡単にいうなら土砂よどれや埃です
そしてもう一つが
ウェットソイル
こちらが残りの2割程度になります食べこぼしなんかのシミとか油汚れみたいなものですね
大体が成分で言うと酸性なんです
そうなんですアルカリ性の洗剤が多いのはこれが原因です(全てではないですよ)
話しを戻しますね
もうお気づきの方いらっしゃるんじゃないでしょうか、そぉほとんどの汚れはドライソイルなんです
しかもこれ名前の通り乾いた汚れは軽いので掃除機で簡単に取れます
しかも土足の箇所の場合
その大半が入り口付近に集中します。足拭きマットが導入されるのも答えはこれです。だから掃除機をしっかりかける場所はここなんです。ひろーいフロア全部を均一に掃除機掛けしなければいけないって事がそもそもナンセンスなんです。カーペットの場合靴の裏についた汚れは入り口付近から7歩目くらいまででだいたいカーペットに落ちると言うデータがあります。そしてカーペットはその形状からもわかるとおり3D構造なんです。汚れは徐々に繊維の中に入り込みまた次の方に踏まれ新しい汚れが堆積していく。そしてその繊維が汚れで一杯になると隣の繊維へと移っていくそんなふうに汚れが堆積したカーペットは徐々に黒く見えていくんですね。マットはその予防の1つと言うわけです。だからホントは
黒くなる前に入り口付近を中心にドライソイルを除去するが正解なのですが人間はめんどくさがりなのでどうしても黒くなるまで綺麗って思い込んじゃうんですよね。(T . T)でもね下着でさえ毎日洗濯しませんか?土足で歩いてるカーペットがキレイなんてそもそもあり得ないですよね(笑)
そしてひと通りの答え合わせが出たところで余談ですがドライソイルこの汚れ一度濡れるとウェットソイル並みに除去が困難になるんです。 2割程度の力で簡単に除去できたものが8割程度の馬力が必要になるとも言われています。恐ろしや〜(T . T)
我々のもとに依頼が入る時それはもはや手遅れレベルになった時ってケースが少なくありませんが
少しでもあの気持ちよく使えていたカーペットを取り戻し笑ってくれる人が増えるようかっこ良く言えば不可能を可能にするチャレンジに挑戦しているのが私たちの仕事ってわけですね。
それでは今夜はここまで👋
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